カテゴリー「新郷土作り・家庭教育」の66件の記事

2016年5月 4日 (水)

2016年5月4日生命感覚育成のために

 外国に行くと、私の場合、相当疲れて帰ってきます。
 帰国後最初の印象が日本はなんと平和で安心で穏やかな国かということです。さすが平和憲法の憲法です。こんな国にいれば誰しも平和で穏やかになるでしょう。
 ネパール旅行している時、相当に緊張している実感がありまっした。
 ネパールの友人の息子さんたちが非常に鋭く逞しいのです。
 ネパール紀行のなかで繰り返し書いてきたことは、日本が平和すぎることです。逞しさに欠けると言うことです。これじゃ戦争になったら戦いにならないだろうということです。

 井山裕太の囲碁七冠に驚きました。
 井山裕太は日本一です。井山と中国の陳耀燁との囲碁を見ました。目つきの鋭さ、迫力が違いました。ネパールの若者と似た迫力があります。この気力、気迫の違い、逞しさの違いを思うのです。
 既に言いましたが、これをシュタイナーの12感覚の「生命感覚」の違いと押さえます。
 戦後の世代、その次の世代、その次の世代と世代が変わるたびに、世の中は安楽になり、生命感覚が育たなくなっています。
 生命感覚を育てるには、食べ物が無くて、飢え、ひもじくなること、甘い物が乏しくなること、働くことが多くなってお腹がすくこと、疲れること、などのことが必要でしょう。うれしくありませんし、そのような環境を作ることは難しいです。
 だとすればこれまた難しいですが、自分たちの教育のなかに、生命感覚を育てる自己教育、家庭教育を組み込むことができればいいのでしょう。
 1日食事抜き、水抜き、徹夜、疲れ、痛み、などなど生命感覚を育てる機能を自己教育の中に組み込むことを試みてみますか。
 怪しいですね、自分の山登り好きを、老人教育のなかにいれるなんて。
 私は子どもに怪我させないようにと言われますが、大けがで無ければ少々の怪我はあった方が良いと思います。
 月1~2回の山登りは、老人教育のために必要なんですよ。
 月に1回、夕食後から次の日の夕方まで食事抜きというのも可能かもしれません。老人教育に。
 病気にしてもしかりですか。今風邪気味で、山へ行く気にないません。
 明日は灌漑溝の掃除で良い運動になります。
 でも平和は良いなあ。でもいつまで続きますか。
  いつまでも平安な日は続かないかもしれません。

| | コメント (0)

2016年1月11日 (月)

2016年1月11日、国の滅びと豊かな故郷起こし

 連日冬型の降雪です。少なかった12月の雪も一気に例年の量に達したようです。

 前回1月7日の記事はどうなんでしょうか。少し過激かもしれません。
 よく申していますように、登山のくせで、最悪の可能性を考えて準備する傾向が私にはあります。
 ほとんど貯金も借金もない私ですが、国の借金については非常に気になります。1000兆円を越えたとのこと、老人も幼児も含めて借金は一人当たり800万円だそうです。
 誰ですか、勝手に借金をしたのは。国債というのは国の借金とことでしょう。首相が誰の時に始めた借金でしょう。
 インターネットで国債を調べて見ましたら、どの国も発行しているのですね。でも、国の予算の10倍もしている国はないでしょう。収入の10倍20倍の借金があるのでしょう。間違いなく破産すると思います。自分の家のことで考えれば、自分の年収の10倍借金していて、破産するのが当たり前でしょう。
 自然の理でしょう。そのことが心配の一つ。
 もう一つは、農地法というのでしょうか。農地経営の法律に関するものですか、これで企業が農業経営をできるようになったのでしょうか。一番恐れるのは、農地を企業が取得できることになる、外国資本が土地を取得できることになるのではないか、外国に土地を取られる、そのことを非常に恐れています。
 さらにTPPによって日本の優良企業は完全に外国資本(国際金融資本)の支配下に入るに違いないと心配しています。

 前回、政治家、司法、教育、マスメディアにおいて完全に米国というか、国際金融資本の奴隷状態になっていると思っていることを書きました。
 国の借金とTPPによって完全にとどめを刺されていると思っています。ど素人の心配というかカンです。

 くどくどと第2時敗戦を迎えた、日本は滅びたといっているのです。

  世の中は、平和そのもの、お花畑そのものの様子です。ラグビーもサッカーもすこぶる面白いです。いかにも健全で将来に希望が持てます。面白いですが、国の将来を非常に憂えています。

 私のはるかな故郷、伊予西条市を思い出しています。60年ぶりに小学校の同級生と電話で話したのです。
 石鎚山、加茂川、打ち抜きの水、西条祭り、恐ろしく豊かな土地、文化があります。これは滅びませんでしょう。
 山、川、水、田畑、お祭りがあれば、豊かな地を作ることができるでしょう。
 そんなところ、家を作ることをめざします。ころり。
 国が滅びたなどといわないことにします。
 まず、お祭りですね。

| | コメント (0)

2015年3月18日 (水)

2015年3月18日、一人一人の教育論

  17年ほどスクールカウンセラーをやってきましたが、つくづく思いますことは、現場の先生方の頑張りと大変さです。中学校の先生方はオーバーワークだと思います。小学校の先生も同じように大変だと思います。
 教育の問題を総合的に論ずることは専門研究者によってなされるべきことでしょう。
 同時に、教育の問題は、一人一人の大人、各々の家庭の問題ですから、自分たち一人ひとりが、教育を論じ、自分の教育方針を考えても良いです。70を過ぎてもです。教育はまずは、自己教育ですから、生きている間は自己教育を考えてしかるべきでしょう。

 私の教育目標は、例の5項目です。
(1)自分の健康を守り体を鍛える。
(2)家事料理の力を高める。
(3)仕事勉強を一所懸命する。
(4)エチケット・マナー・道徳・社会性を身につける。
(5)芸術的な活動(音楽・美術など美に関わる活動)をする。

 ですから当然、家庭教育もこの5項目に取り組んではいかがと申します。
 もう少し強く言いますと、この5項目を幼児期から家庭で取り組むべきだと思います。

  とくに発達障害やその疑いのあるお子さんには特に集中してこれら5項目を取り組むべきだと思います。親子で、家族で。
 勿論、適切な愛情関係をベースにおいて、親子で幼児期から取り組むことが大切と思います。
  最初は全面受容といいますか、関係性をしっかりつけながらです。

  子ども中心主義は、以前は支持していましたが、今は成人期の生活を展望をするとき、どこか片手落ちのように思います。大人も子どもも同様に大切な存在でしょう。
 自分が子どもであったとして、「子ども中心主義」をいわれると、「違う」といったに違いないと感じます。なぜ、子どもだけが大事にされなければならないの?逆の差別じゃない?と言いそうな気がするのです。

 「子ども中心主義」と「甘やかし」とはどう違うのでしょうか。

 江戸時代の子どもたちはすごく大切に育てられたといいます。甘やかされて育ったようにもききます。
 周りの大人の生活態度自体、厳しいものだったでしょうから、甘やかされても、社会の厳しさを学ぶことが出来たのでしょう。
 としますと、今の大人たちの生活態度は厳しいものではない、となりますか。
  まずは「子どもの姿は大人の反映」だとしますと、子どもたちの未発達は大人の反映です。
  未熟な議論ですが、試みてみました。

  論じたかったのは、小中学校の先生方が忙しすぎる(オーバーワーク)こと、家庭教育を各家庭でもっと努力すること、大人の自己教育をもっと努力すること、などでした。

| | コメント (0)

2014年12月 2日 (火)

2014年12月2日、言霊のこと

私用で東京に行ってきました。
雪の愛山から、サザンカの咲く東京へ。お上りさんをやってしまいました。
バスの乗って、千円札を入れて、コインが出てきたので、そこから払おうとすると、運転手さんが「両替じゃないよ」「おつりおつり」というのですが、分かりませんでした。飲み過ぎのせいですか。

実は冬に東京へ行くと部屋が寒いのです。ストーブがないのです。よくあの寒さに耐えていますね。東京の人は。鼻風邪をひいてしまいました。雪とストーブの愛山に帰りたくなりました。

最近、石崎絢一描き下ろし冊子、『日本人なら『和の成功法則』を学べ! -今すぐ欧米式(自己実現の奴隷)はやめなさい-』というpdf冊子を読みました。
「言霊」論は変に魅力的なのですが、難しいです。
「中今」思想も出ていて、分からないままに勉強したい領域です。
シュタイナーは結局、勉強が進まないまま棚上げになっています。
シュタイナー的思想で日本のオリジナル思想の中にシュタイナーと同じ考え方があるのではないかと思っています。出口王仁三郎の思想にシュタイナーと同じものがあると思います。「言霊」論にも共通性を感じます。似ているという程度の理解しかないことを白状します。

石崎絢一氏の「和の成功法則」プロジェクト、大野靖志氏の言霊論を勉強したいと思います。

| | コメント (0)

2014年9月18日 (木)

2014年9月18日、構造的劣化

自主自立的教育制度を作っていくこと、
中野学校的、情報収集専門家(スパイ)の養成が急務、自主自立的外交専門家の養成、
愛国的自主自立的政治家が必要、
ペーパーテスト優秀人は、もっともダメです。(実はわたしもそちら派です。)
 「自主防衛を急げ!」を読んで、昨日、八つ当たり的に書きました。
  日本が構造的に劣化している、終わっていると感じ、そう言っているものですから。

今日の飯山一郎のブログ http://grnba.com/iiyama/#TOP ◆2014/09/18(木) あのソニーが無配当!
ソニー無配転落は、スマホ不振が原因のように日経は報道している。
しかし、実際は、技術力と生産力と販売力と発想力と組織力の劣化!
これらが原因なのだ。
そして、さらに、ソニーを支えてきた有能な技術者の大半がソニーを退社し、サムソンやレノボにハンティングされてしまっていることだ。
したがって、ソニーが「世界のSONY」として華々しく復活することは、牛~二度とないだろう。
そうなのだ。鷲たちは、牛~二度と国家や行政や企業や医療に何かを期待ないほーがEーのだ。頼ってはいけないのだ。
たよるべきは、自分だけ! 最後は、我が力!自力(じりき)で、たくましく、したたかに生きていくほかないのだ。

つい、日本国家を憂えてしまったのですが、飯山爺さん、自力でたくましく、したたかに生きていくほかないのだ、と明言しています。
それに自分が足りないのに、国を愁えるなんて、不遜かも。頑張ります。

| | コメント (0)

2014年8月20日 (水)

2014年8月20日、第3回石狩川トライアスロンに向けて

2学期の始まりです。
夕方、花咲公園プールで1km泳いできました。40分ですので悪くないでしょう。
途中で気がついたことは、水の中で手のひらを体の途中から強く掻くと効率が良さそうだということです。1.5kmに及びませんが水泳の方は大丈夫でしょう。
明日、いい訳的に自転車に乗って、10kmの折り返し地点に印をつけてきます。

 8月23日に予定している石狩川トライアスロンの自転車道路の確認をしてきました。  すでに参加者のお母様が東栄橋、麻布橋周辺を確かめてくださり、2カ所分かりづらいところがあるとのことでした。  1つは東栄橋のところで、道順案内には東栄橋の手前で左の土手(右岸土手)に上がるようにと書いたのですが、東栄橋下をくぐってゆけばすぐに右岸の土手にまっすぐ上がるように道ができていました。土手に上がって道なりに行くとすぐに比布橋にかかる「クマゲラ橋」がありここを渡って道なりに左へ下ってゆけばよろしいです。その後はずっと道なりです。  もう一カ所、永園橋の下を通って、次の麻布橋を左岸に渡るのですが、麻布橋の手前を右岸の土手に上がり、麻布橋の下流側を左岸に渡り、下流側を河川敷に降りてゆきます。河川敷に降りて道なりに上流側に向かいます。  比布大橋の下が折り返し地点です。  ですから、確認のため、東栄橋のところと、麻布橋のところ、比布大橋の折り返し地点に誰かが居る必要がありましょう。
 また、朝9時集合ということにして、その前に確かめて頂くという手があるかもしれません。  
明日中に確認しましょう。

| | コメント (0)

2014年5月30日 (金)

2014年5月30日、滅亡時の自己教育・家庭教育

 昨日今日、急に暑くなってきました。
 一昨日5月28日の田植え2日目の夕方、これまた急に小さなブヨ(ヌカといったと思います)が出て、防虫スプレーを用意していなかった顔を数カ所やられて、ひどくかゆく晴れ上がりました。
 その前々日の朝は、5度くらいの寒さでストーブを焚いたくらいですから、冷えていて無防備でした。
 さあ、これで本格的な暖かさになればいいのですが、近頃の天候は油断がなりません。長期予報はエルニーニョもあって、冷夏のはずですから。
 6月の白い花々が咲いてきました。
 田植えを2日ほど休みましたので明日は手伝いに行ってきます。体力に自信がついてきました。

  日本は滅びたと過去形で考えています。
 国破れ、山河もまた。
 さ、どうする。どう復興の道をどう歩むか。 まずは、1)自分の健康、家族の健康です。
 ついで、2)日常生活技術、3)勉強・仕事、4)社会性・道徳、5)芸術を自分流にもつこと。
 この5項目がまず、自己教育の柱です。
 ついで、家庭教育も自分流でつくっておくこと。教育についても、学校教育に任せっぱなしにしない気持を持つ。とくに高校までは。
 すぐに忘れるのでまた、書いておきます。

| | コメント (0)

2014年3月30日 (日)

2014年3月30日、プーチン、愛山讃歌

クワジマ様
 来訪者ノートへの投稿ありがとうございます。クワジマさんもプーチン派ですか。同好の士に出会えて嬉しいです。早速旭川中央図書館に予約しました。

 私は9/11以来、米国のあまりにひどい中東侵略に、すなわち米国戦争屋勢力の戦争による侵略支配、それも民主主義の名の下に行う侵略行為に驚きあきれ、その背景が見えるようになりました。
 あまりに私の理解が遅くて、知的遅滞というべきでしょうか。
 石油利権収奪、植民地化、奴隷化によって金儲けしようとする勢力です。実は、9/11からではなく、太平洋戦争どころか、そのまえから同様のでっち上げ手口で戦争を仕掛け続けているようですね。
 日本でも戦後かずかずのでっち上げを行って有力者を抹殺し、マスコミを彼らの手先として使い、国民を見事にマインドコントロールしています。恥ずかしながら私も洗脳された国民の一人です。
 すでに遅いですし、見事な第2次敗戦を迎えました。

 いわゆる高等教育を受けた人たちのほとんどがこのマインドコントロール下にあることに、絶望というか、お笑いというか、まったく「なんでこうなるの」状態です。
 私流の分析は、「戦後の教育環境で、汗をかいて得る知恵がなくなったため」と考えています。社会のほとんどに汗をかく機会、体を使って働く機会が無くなっているのですね。
 浅知恵ではない「汗知恵」には、真・善・美を追究する心が育ちます。「汗知恵」から仁の心、すなわち、惻隠の情、すなわち思いやりの心が育ちます。
 マスコミが真実を追究する魂を放棄したのは、高等教育を受けてマスコミ人となった人たちに「汗知恵」が身につかなかったためです。
 東京地検特捜、司法人に「正義」を守る心が育たなかったのは「汗知恵」を得ることが出来なかったからです。
 高級官僚に愛国の心が育たなかったのは「汗知恵」が身につかなかったためです。
 実はかくいう私に「汗知恵」がないという自覚があり、その反省から農作業を試みているところです。
 
 「汗知恵」と象徴的に申しましたが、「汗知恵」はシュタイナーの12感覚のとくに生命感覚に直結する感覚の育ちから来るものです。シュタイナーもどきの私の12感覚論です。ただし、言語感覚、思考感覚、自我感覚につきましては分かりかねますが、12感覚の健全な育ちがないと、真善美、正義、仁の心、郷土愛は育たないと思っています。
 お金、便利さ、安全・安心、安楽さのみでは健全な育ちがないと思います。
 わざわざ、貧しい生活、汗かく仕事を求める人は多くないでしょうから、ま、少数派としてほんのささやかな農的生活を楽しみましょう。一部、やせ我慢のようですが、全体的には、非常にというか、相当に贅沢な生活が得られます。

 「現代版、帰去来の辞」
 近くに山があります。
 自分で作った作物が食べられます。
 体力、筋力がつきます。楽ばかりだと体力筋力がつきません。中腰力がつきます。
 感覚が育っています。育ちを実感するのは、生命感覚、運動感覚、バランス感覚、嗅覚、味覚、温覚、視覚、聴覚です。触覚はどうでしょう、育っているはずですが、実感としては育ちの感じが乏しいです。
 美の心が育ちます。
 思いやりの心が育ちます。
 健康なはずです。
 「俺達ちゃ街にはすめないからに」です。
  
 愛山讃歌です。
 「新老人よ、体を鍛えておけ。山を楽しむために。歌と楽器を楽しむために。うまいお米や野菜を楽しむために。生活の豊かさを楽しむために。」

| | コメント (0)

2014年2月 1日 (土)

2014年2月1日、里山資本主義(4)「手間返し」

 昨日のブログを書いてみて、池田大作氏の脱原発広告は、安倍首相への三下り半と見えます。もしかすると安倍さん、今年中に終わるかも知れません。まさか「ムサシ」の集計不正がバレることはないだろうと思いますが、自民党と安倍氏の姿は尋常ではないように思います。
 米国オバマ派からは切られたようで、本人は気がついていないほど国際感覚ゼロらしいです。これまで通り米国戦争屋の日本あやつり組(ジャパンハンドラーズ)のロボットを続けられるかどうかでしょう。

 日本は終わった、第2次敗戦を迎えた、これが最近のお題目で、終わった後にどう新郷土を作るかが、壊れたレコードの如きセリフです。月初めですので再度繰り返します。
個人的には、飯山一郎氏の、まずは自分の体と生活を自分で守れ。
1)自分の健康を自分で守り、体力を向上させる。(肩の力抜きと腹式呼吸)
2)料理家事、日常生活、(早寝早起き。物品を減らす)
3)勉強・仕事、年間計画(里山資本主義の勉強)
4)妥当な社会性維持(具体的には書けない)
5)音楽:(2月中に1曲7分以内で。Stardustと「月の光」とアルルの女メヌエットSecond)、黒岳2回、ラン
 新郷土とどのように描くかがここ数年の課題です
。「里山資本主義」(藻谷浩介、NHK広島取材班著、カドカワ)にどこかしっくりする新郷土イメージを持ちます。
 「里山資本主義」とは
・お金が乏しくなっても水と食糧と燃料が手に入り続ける仕組み、
・マネー資本主義の下では条件不利とみなされてきた過疎地域にこそ、つまり人口当たりの自然エネルギー量が大きく、前近代からの資産が不稼働のまま残されている地域にこそ、より大きな可能性がある。
・地元で取れた半端物の野菜を地元の老人向け私設の食材として有効活用
・日本でも進む木材利用の技術革新
・「貨幣換算できない物々交換」の復権
・若者の企業をサポートしてきたNPO法人「ETIC.」の起業を考える若者を対象に行った意識補調査では、今、若者たちの5人に一人が、納涼や漁業といった「一次産業」に挑戦したいと考えているという。かって、起業の花形だった「IT産業の二倍以上である。
・里山資本主義は、マネー資本主義の生む歪みを補うサブシステムとして、そして非常時にはマネー資本主義に変わって表に立つバックアップシステムとして、日本とそして世界の脆弱性を補完し、人類の生き残る道を示していく。

 「手間返し」こそ里山の極意
  p.226西山さんの毎日には、里山暮らしの極意が詰まっている。お金をかけず手間をかける。できたものだけでなく、できる過程を楽しむ。穏やかに流れる時間。家族の笑顔。そして二十一世紀の尺度で測り直すと、驚くほど高い生活の質。
沢山の手間やものを頂いていますので「手間返し」の材料を工夫しなければなりません。まだまだ先でし そんな西山さんが、「これこそ里山暮らしの1番の楽しみであり知恵である」とくり返しいうものがある。「手間返し」という。
 

 と言うようなところを抜粋しました。
 先日紹介しましたように、経済発展のためとか地域の発展のためとかではなくて、まったけ山の管理そのものが面白い、という言葉が良いですね。
 ですから、愛山の生活そのものが楽しいと言えるのではないかと思うのです。もっと楽しめばよろしいようで。力仕事で疲れることも楽しいことなのです。
 「里山生活を学ぶこと」が第2次5ヵ年の目標のように、今、考えています。

| | コメント (0)

2014年1月26日 (日)

里山資本主義紹介(3)「懐かしい未来」

藻谷浩介・NHK広島取材班著、里山資本主義―日本経済は「安心の原理」で動く、カドカワ  p.181「日本は懐かしい未来」へ向かっている

 身近に眠る資源を活かし、お金もなるべく地域の中でまわして、地域を豊かにしようとする里山資本主義。様々な識者も議論に加わり、地元で活躍する人たちと共鳴し、刺激しあう関係を結んでいる。人類社会学が専門の広井良典・千葉大学教授は、人類は「懐かしい未来」に向かっているのではないかと指摘した。
 「懐かしい未来」とは、スウェーデンの女性環境活動家である、ヘレナ・ノーバーグ・ヘッジ氏の言葉だ。グローバリゼーションの波が押し寄せるインド・ヒマラヤのラダックという秘境の村に入り込み、営々と営まれている伝統的な暮らしを目のあたりににし、二一世紀はこうした価値観こそが、途上国だけでなく、先進国においても大切なのではないかと感じ、この言葉を紡ぎ出した(『ラダック懐かしい未来』ヘレナ・ノーバーグ・ヘッジ著 「懐かしい未来」翻訳委員会 山と渓谷者 2003年、参考)。
 広井教授は持論を展開した。「工業生産の時代は、自動車にしても何にしても、全国、世界、同じものが出回るとともに、そうした画一的なものがどれくらいあるかによって、進んでいる、遅れているという評価がなされた。進む・遅れるという時間軸でなんでも物事を見る時代であった。しかし、成熟の時代と鳴り、地域毎の豊かさや多様性にだんだん人々の関心が向かっているのではないか」
 議論の中では、このような一幕があった。人が山に入らなくなって荒れ果ててしまったマツタケ山を再生させようと活動する人たちを、広井教授は、短期の利益しか見ない今の経済から長いスパンでの成果を評価する時代への転換、その現れだと説いた。すると、マツタケ山再生研究会の空田あり廣有弘会長が「それはちょっと違う」と言いだした。自分達は、絶対に成果が出ないといけない、という態度をそもそもとっていないというのだ。
「成果が出れば良し、出なくても、それもまた良し。みんなで山に入って、山をきれいにして気持ち良かった。70代の者たちが頬を赤く染めるほど汗をかき、山仕事に打ち込むことの気持ちよさ、すがすがしさ。それがあればいいのです」
 広井教授、「そうなんですよね。将来の成果のために今を位置づけるのが今の経済だが、それでは現在がいつまでたっても手段になってしまう。そこから抜け出さなくてはならないのですよね」とさらに論を展開させた。
(引用ここまで)

 
滅びた後の郷土、その郷土のイメージとして、里山資本主義的地域がいいなあと思います。
 将来のために現在努力している、というよりも、現在の活動そのものが十分に面白く意義がある、というのがいいですね。里山の人が精一杯活動を楽しむこと、そのような活動があるに違いないということ、ですね。
 愛山の生活は、生活そのものが相当に面白いです。ただし、最低限の現金、年金、住居はあるものとします。
 10万円の現金で生活するということが可能かどうか。
 軽トラックの代わりに、リヤカーでもいいのではないか。ウーン、稲を運ぶのに10往復ではすまないでしょう。トラクターでリヤカーをひっぱれるかどうか。
 車を考えなければならないでしょう。軽トラックは?現在の生活は贅沢すぎるでしょう。
 キリギリスさん、まっじめに考えて下さいね。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧